【愛護月間】交通事故防止!警戒標識・反射鏡点検清掃活動!

11月は国の天然記念物「奈良のシカ愛護月間」です。
愛護月間啓発活動の取り組みで、奈良公園の鹿の交通事故防止のために
鹿の警戒標識・反射鏡の点検、清掃を行いました。

奈良公園は国の天然記念物「奈良のシカ」の生息地です。
野生動物である鹿たちは道路に急に飛び出してくることがあります。
そして、その中でも「鹿の飛び出し注意」の標識・反射鏡がある場所では
鹿がよく道路を横断する場所です。

奈良公園を走行される時には、いつ鹿が飛び出してきても止まれるように
鹿にも人にも優しい運転をお願いいたします。
皆さまのご理解ご協力よろしくお願いいたします。
「ゆっくり走って守ろう、奈良のシカ」

クリーンアップならディアパーク 奈良公園清掃活動!

11月は国の天然記念物「奈良のシカ」愛護月間です。
奈良公園に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」の生息環境保全活動として、
ゴミ投棄防止のための啓発と清掃活動、クリーンアップならディアパーク2021を行いました。
奈良県、奈良公園事務所、奈良市、一般社団法人奈良市手をつなぐ親の会・奈良美鹿の会、
鹿サポーターズクラブの皆さまに参加協力していただきました。

清掃活動では5キロのゴミを奈良公園から回収しました。

奈良公園には、鹿の誤飲事故を防ぐためにゴミ箱が設置されていません。
パンフレットなどの紙類、ポリエチレン袋などをむやみに捨てると、
食べ物と勘違いして食べてしまいます。
その結果、これらが胃の中にたまり、さまざまな病気の原因となります。

大切な鹿の生息環境を守るために、ゴミをむやみに捨てたりせず必ず、
持ち帰るようにして下さい。
また、気がついたら、ゴミもできるだけ拾うようにしてください。
皆さまのご協力よろしくお願いします。

清掃活動にご協力いただいた皆さま本当にありがとうございました。

天然記念物「奈良のシカ」愛護月間啓発活動!

11月は国の天然記念物「奈良のシカ」愛護月間です。

奈良県、奈良公園事務所、奈良市、鹿サポーターズクラブの皆さまの
ご協力で奈良公園浮雲園地、登大路園地、奈良公園バスターミナル屋上で
募金、啓発活動を行いました。

奈良の鹿愛護会では鹿たちの発情期にあたる11月を
「奈良のシカ愛護月間」として、鹿の生態や、
正しい接し方についての啓発活動を強化しています。

また、秋は、鹿たちの発情期です。
オス鹿は複数のメス鹿を囲い込んでハーレムをつくります。
オス鹿同士ケンカをしているときには、危険ですので絶対に近づかないで下さい。
角がある鹿だけでなく、すでに角が切られている鹿も危険です。
頭突きをしてくることがあります

「奈良のシカ」は野生動物です。
オス鹿・メス鹿、関係なく鹿せんべいを与える時などは、
突然噛んだりしてくることもありますので十分ご注意ください。
皆さまのご理解ご協力よろしくお願い致します。

今回の募金、啓発活動では34,246円集まりました!
集まった募金は全て奈良のシカの保護に活用させていただきます。
募金、啓発活動にご協力ご支援いただいた皆さまありがとうございました。

3本肢のシカたち

奈良公園周辺では毎年数多くのシカたちが交通事故に遭い、約半数が命を落としています。

奈良の鹿愛護会では、交通事故に遭遇したシカたちの治療を行い、回復したシカたちを野生復帰させています。しかし、中には事故の後遺症で肢を1本失ってしまい奈良公園に戻れないシカたちもいます。
普段みなさんが、奈良公園で3本肢のシカを目にする機会はありませんので、交通事故のシカに対する被害について話を聞いても、なかなか実感がわかないと思います。そこで、奈良の鹿愛護会では、3本肢のシカたちを見ることができるようにシカの愛護月間中、見学通路から見学者が3本肢のシカを実際に見ることができるゾーンを設けています。

この機会に肢を1本失くしたシカたちの声を聞くことによって、少しでも多くの方がシカの交通事故が減るように奈良公園内を車で移動する際はゆっくり注意して走っていただけるようになることを願ってやみません。

11月は国の天然記念物「奈良のシカ」愛護月間です。

11月は国の天然記念物「奈良のシカ」愛護月間です。
その初日にあたる11月1日に奈良公園にて
奈良県様と奈良県奈良警察署様と合同で交通安全啓発活動を行いました。
奈良警察署様からはナポくん、ナピちゃんも来てくれました。
奈良の鹿愛護会から「ならのしかお」も啓発活動を行いました。

奈良の鹿愛護会では鹿たちの発情期にあたる11月を
「奈良のシカ愛護月間」として、鹿の生態や、
正しい接し方についての啓発活動を強化しています。
啓発活動では、鹿との交通事故防止リーフレット等を
観光客の方々に啓発配布しました。

奈良公園内は国の天然記念物「奈良のシカ」の生息地です。
車を走行される時は鹿が飛び出してきても止まれるように
鹿にも人にも優しい安全運転での走行をお願いします。
交通事故にあってしまう鹿がいなくなるように
皆さまのご協力お願いいたします。

秋は、鹿たちの発情期です。
オス鹿は複数のメス鹿を囲い込んでハーレムをつくります。
オス鹿同士ケンカをしているときには、危険ですので絶対に近づかないで下さい。
角がある鹿だけでなく、すでに角が切られている鹿も危険です。
頭突きをしてくることがあります。

「奈良のシカ」は野生動物です。
オス鹿・メス鹿、関係なく鹿せんべいを与える時などは、
突然噛んだりしてくることもありますので十分ご注意ください。
皆さまのご理解ご協力よろしくお願い致します。

奈良県様、奈良警察署様、ナポくん、ナピちゃんご協力ありがとうございました。

治療見学ツアー参加者募集中

奈良の鹿愛護会では、日々交通事故や衰弱により保護したシカの治療を行っています。
そしてシカたちが元気になったら、奈良公園へ再び戻しているのですが、
奈良の鹿愛護会での治療は、どのように行っているのでしょうか?

11月の愛護月間中、奈良の鹿愛護会では治療見学ツアーを開催します。
このツアーでは普段は非公開の治療風景を実際に目にすることができます。
獣医師の解説が付きますので、動物の治療に関する知識・経験がなくても
安心してご参加いただけます。

日時:2021年11月9日(火)、18日(木)、25日(木)
   各日とも午前10時~12時(開始時間の10分前に集合)

定員:1回につき5名(前日までに事前予約が必要です)
   ※大学生以上を対象とさせていただきます。

参加費用:3,000円
参加費用のうち1,000円分はシカの医薬品代をはじめとする保護活動費、
2,000円分は治療などのため鹿苑に保護しているシカのエサ代約30キロ分として
使わせていただきます。

集合場所:奈良の鹿愛護会事務所前

服装/持ち物:動きやすく、汚れてもよい服装。マスク着用のこと。

申し込み方法:メールでお名前、電話番号、メールアドレスを明記の上、お申込みください。
メール送付先:info@naradeer.com
尚、電話での申し込みは受け付けておりません。

注意事項:当日発熱が見られる方は参加をご遠慮ください。
開始前に検温を実施させていただきます。

お問い合わせ先
一般財団法人奈良の鹿愛護会
〒630-8212 奈良市春日野町160番地1 電話0742-22-2388(平日8:30~17:15)
E-mail:info@naradeer.com

クリーンアップならディアパーク2021協力バンビシャス奈良様・エニタイムフィットネス様

2021年9月19日(日)10時30分から11時30分に、
エニタイムフィットネス様、バンビシャス奈良様と奈良の鹿愛護会
合同で奈良公園のクリーンアップ活動を実施しました!

当日はバンビシャス奈良様のチームキャラクター
「シカッチェ」も清掃に参加してくれました!

清掃活動では7キロのゴミを奈良公園から回収しました!

バンビシャス奈良様、エニタイムフィットネス様
奈良公園の鹿たちのために活動していただきまして
本当にありがとうございました。

鹿との交通事故防止!交通安全運動

2021年9月21日(火)13時30分から14時30分に
東大寺中門前で奈良署様主催「秋の交通安全運動」啓発活動で
東大寺幼稚園の園児たちと一緒に鹿や歩行者との交通事故防止を呼びかけました。

奈良の鹿愛護会の「ならのしかお」くんも鹿との交通事故防止を呼びかけました。
奈良県警のマスコットキャラクターのナポくん、ナピちゃんも交通安全を呼びかけました。

秋の交通安全県民運動は9月21日(火)から30日(木)までです。
奈良公園周辺を走行される際は鹿にも人にも優しい運転にご協力ください。
皆さまのご協力よろしくお願いいたします。

鹿せんべいをあたえるときの鹿からのお願い動画更新

奈良の鹿愛護会公式YouTubeチャンネル動画更新しました。
内容は鹿せんべいをあたえるときの鹿からのお願いです。
動画はこちらよりご覧ください。
https://youtu.be/ir8Dzl3Hb8I

奈良公園のシカが好むものに「鹿せんべい」があります。
しかし、これは鹿にとって“おやつ”であり、主食ではありません。
鹿せんべいは主に、植物性の米ヌカで作られています。
砂糖や香辛料などは一切はいっていません。
そのため、鹿は安心して食べられます。
そんな鹿せんべいをあたえるときの鹿からのお願いです。

また、鹿せんべい以外の食べ物は病気の原因になりますので
鹿に与えないでください。

奈良公園の鹿たちのために皆さまのご理解ご協力お願いします。

奈良公園室HP
奈良公園クイックガイド

1歳齢の雌鹿の第一胃からプラスチックごみ!

レジ袋が有料化されて約1年経ちました。奈良公園でプラスチックごみを誤食して死亡する鹿が減ったのでは、と期待する声もありますが、残念なことに昨年7月以降もシカのプラスチックごみ被害は続いているようです。

この写真は7月20日に解剖した1歳齢の雌鹿の第一胃から見つかったプラスチックごみです。重量は約20gでそれほど多くはありません。問題は、このシカが発育状態からみてプラスチック袋が有料化されてから誤食したと思われるということです。

つまり、レジ袋が有料化された後も人が捨てたプラスチックごみをシカが誤って食べてしまう事故は起きているということです。

今回のケースでは、保護した時点でシカはガリガリに痩せており、解剖した結果、病気にかかっていたことがわかりました。しかし、プラスチックごみが第一胃の奥の方に詰まっており、それより先の消化管に食べ物があまり入っていなかったことから、プラスチックごみが食べ物の通過を邪魔して栄養不良となり、死亡に至る原因の一つになったのでは、と推測されました。

現在、奈良公園内のシカだけでなく、海鳥や海洋生物たちも人が捨てるプラスチックごみによって健康被害を受けています。奈良公園内に限らず、プラスチックごみをできるだけ減らす、そしてプラスチックごみは環境中に捨てない社会になってほしいと、死亡した雌鹿を前に思いました。