先週、南大門付近で二、三歩歩くと座り込むとの通報を受けて、高齢の雄鹿を保護しました。血液検査では感染の可能性が強く疑われ、治療しましたが、治療のかいなく数日後に死亡しました。死因を解明するため、奈良の鹿愛護会で解剖を行いました。
その雄鹿の第一胃から見つかったプラスチックごみ↓です。
この雄鹿は肺炎を併発していました。おそらく、長年にわたって観光客が捨てたプラスチックごみを食べて、それが胃に貯まり、徐々に免疫力が落ちて肺炎で死亡したのでしょう。
プラスチックごみを食べなければ、もう少し長生きできたでしょうに・・・残念でなりません。
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