令和元年度 鹿の角きり開催について

台風19号の接近に伴う悪天候が予想されることから、お客様の安全を第一に
考え、行事開催を下記のとおり中止変更いたします。

【中止】 10月12日(土)

【開催】 10月13日(日)、14日(月祝)

ご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

一般財団法人奈良の鹿愛護会

鹿苑一般公開一時中止のお知らせ

鹿の角きり行事開催に伴い鹿苑一般公開を一時中止しています。

2019年10月17日(木)より鹿苑一般公開を再開する予定です。

鹿の角きり行事開催のためご理解ご協力のほど何卒よろしくお願いいたします。

鹿苑公開についてはこちらをご覧ください。

鹿の角きり行事についてはこちらをご覧ください。

【奈良県立民俗博物館玄関ホール展「奈良の鹿のひみつ」】

大和郡山市にある「奈良県立民俗博物館」と共催で、
玄関ホール展「奈良の鹿のひみつ」を開催します。

会期:令和元年10月5日(土)~12月8日(日)
   開館時間:9時~17時(入館受付16時30分まで)
   休 館 日 :月曜日 ※10/14、11/4は開館。10/15、11/5は休館。
場所:奈良県立民俗博物館 玄関ホール
   大和郡山市矢田町545番地 TEL:0743-53-3171

この展示では、奈良のシンボルとして親しまれている鹿の知られざる生態や、
人との関わりの歴史・文化について写真パネルでご紹介します。
また、鹿の胃の中から出てきたゴミの標本・TVドラマで実際に使用された鹿ロボットの展示もあります。

期間中には関連イベントとして「民俗公園ドングリツアー」をおこないます。
奈良の鹿愛護会のスタッフによる解説を聞きながら、民俗公園内のドングリの木を巡るツアーです。

日時:令和元年11月17日(日)10:30~/13:30~
   ※11/16、17は「関西文化の日」のため、民俗博物館入場無料!
場所:奈良県立大和民俗公園
定員:各回30名
申込:10月29日(火) 9時から電話受付(0743-53-3171)

環境農園「しかちゃんファ~ム」9月25日

この日は各種野菜の収穫やミニトマトの片付けを行いました。

ジャガイモとミニトマトとニガウリを収穫しました。

ミニトマトは次の作付けに向けて片付けを行いました。

ミニトマトは食味に不満があったので栽培方法や品種を検討して、再挑戦したいと思います。

ニガウリとサツマイモは引き続き生育中です。

実習生がきました。

はじめまして!北海道大学獣医学部3年の馬杉です。今回9/2から2週間ほど実習生としてスタッフの皆さんのお手伝いをさせていただいています。

身近に生息する野生動物がそれらと共生するために関わり、必要なときには治療などを行うという奈良ならではの貴重な体験ができて、毎日とても充実した楽しい実習をさせてもらっています!

私は近鉄奈良駅から25分ほど歩いて事務所まで来ているのですが、その途中にたくさんの鹿や観光客とすれ違います。まだ観光客の少ない朝はすれ違う人の数より鹿の数の方が多く、のんびりしている鹿たちを眺めながら歩くと朝から癒やされた気分になります。

そんな道中に何度か見かけた印象的な光景の1つが、鹿が道路を渡るのを自動車が徐行したり停止したりして待っている、というものです。観光客はその様子を喜んで写真に収めようとしていましたが、きっと運転手の方は危ないとヒヤヒヤするし急ぎたい気持ちもあるでしょう。なのに誰もクラクションを鳴らしたりせずに温かく見守る光景は本当に素敵でした。そしてそれが1度ではなく、何度も見られて心が温かくなりました。

その一方で交通事故が増えている現状があることも今回の実習で実感しました。

私は獣医師の先生の治療をお手伝いさせてもらう機会が多いのですが、治療する鹿のほとんどが交通事故による骨折やケガで運ばれてきたものです。また実際にケガの通報で運ばれてくる鹿も何頭かいて、治療しました。

まだ治療中の鹿は鹿苑内で保護していますが、数日見ていただけでも座ったままだったのが立って歩くようになったり、脚を上げて歩いていたのが着くようになったり、傷口が塞がっていたり、治療の効果実感できる機会が何度もありました。また私にはわかりませんでしたが、先生曰く食べるエサの量や肉付きでも元気になってきてるか判断できるそうです。

自然界では歩けないまま放置されれば死んでしまいますが、ここで元気になって野生復帰の準備をしているのを見ることができて嬉しい気持ちになり、とても安心しました。

先生に話を聞くと、骨折が治るのには早くても2~3週間必要で、中には普通に歩くまで数ヶ月かかったり傷口から感染症にかかってしまうものもいるそうです。また野生の鹿ですから、治療だってどうしても負荷がかかってしまいます。

治療できるとはいえ、やはり鹿が交通事故の被害に遭わないのが一番だと思います。

愛護会では道路標識の設置などの取り組みもしていますが、あの静かに鹿の道路横断を見守ってくれていた運転手さんたちのように気をつけてくれる人が少しでも増えてくれればいいなと思いました。

少しでも交通事故で運ばれてくる鹿が減りますように!

そしてここで治してもらった鹿たち、もう運ばれてこないように気をつけて元気に過ごしてね!

ボランティア様のクリーンアップ活動レポート

2019年9月16日、ハワイ在住の池尻様と有志の皆様で、奈良公園内の清掃活動を行いました。
池尻様は奈良市ご出身で、奈良公園の鹿たちが大変なことになっていることを心を痛め、鹿たちの生息環境を守るために清掃活動の申し出で実現しました。


当日は、池尻様と皆様(小さな有志さんもポーズ!)8名様で活動を開始。

よーし、がんばるぞ!
見えにくい裏側もチェック!

先日ロータリーアクトクラブ様が清掃活動を行ったにもかかわらず、たくさんのプラスチックゴミ、紙類などが落ちていてびっくりしました。

鹿たちもゴミにビックリ!
私も参加しまーす

皆様によって集められたゴミ類は、キチンと分類。

星のフタはプラスチック?

やはり、プラゴミが多く集められました。プラスチック類、紙類などは、土がついているため色が同化してしまい、分別は難しかったです。

ご苦労さまでした!

池尻様からは、「ハワイでも海洋ゴミ問題があり、海岸に流れ着いている」というお話を聞いてとても驚きました。あの風光明媚なハワイがですよ。この問題は世界的に起こっている大問題ということ。一人ひとりのマナーが大切ですね。

清掃活動にご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

奈良ローターアクトクラブ様の活動

世界最初の奉仕団体・国際ロータリーが18~30歳の男女を対象にし、
奉仕を通じて親睦を図る機会を提供する「ローターアクトクラブ」。

1984-85年度から毎年開催する全国統一奉仕活動日「アクトの日」として、
奈良県下の4つのローターアクトクラブ(奈良・大和郡山・橿原・大和高田ローターアクトクラブ)は、
世界遺産の社寺が広がる奈良公園で「奈良のシカ」の保護を目的にクリーンパトロールを実施されました。

当日は、春日大社境内「飛火野」で「なつの鹿寄せ」と、
「奈良のシカ」保護施設「鹿苑」を見学され、
奈良の鹿愛護会スタッフから鹿の現状をお話ししました。

その後は「奈良のシカ」をゴミの誤飲から守るため、
皆様で一斉にゴミ拾いをしてくださいました。

活動にご参加いただきました皆様、
関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。