先日、奈良のシカの交通事故を目撃した方から、シカの交通事故を防ぐために車を運転する際、私たちが気を付ける場所について、有益な情報をいただきました。みなさんにもお知らせします。
近鉄奈良駅から県庁にかけて東に向かう道は車線が多く、車は結構スピードを出して走っています。

この道は緩やかなカーブを描いた坂道となり、県庁へ続いています。


こうして見ると、カーブを上り切った先にシカがいても、非常に気づきにくいことがわかりますね。

さらに道沿いにはたくさんの看板があり、看板のかげに隠れていたシカが不意に車道にとび出してきたらと考えただけで、ひやひやします。

県庁前の道路です。ここも交通事故で多くのシカが命を落としました。
秋に入って、今年生まれの子鹿も交通事故に遭遇しています。みなさん、どうぞシカにやさしい運転をお願いします。

ここの中央分離帯で鹿が芝生を食べているのを見ると
いつも息がつまりそうになります。
この間も
「見て!あんなとこにシカおる」
「マジでひかれるで」
という声が聞こえてきました。
中央分離帯の芝生は鹿を事故に導いているようなものです。
鹿が交通事故に遭わないように配慮された道路への改善と
ドライバーへの有効な注意喚起がさらに必要だと思います。