出産を控えたお母さん鹿を保護しています。

4月から奈良の鹿愛護会では出産を控えたお母さん鹿を鹿苑に保護しています。
保護されたお母さん鹿は、ストレスを感じることなく安心安全に出産、育児をします。
しかし、中には奈良公園で出産子育てをするお母さん鹿もいます。
もし、奈良公園で子鹿を見つけても絶対に触らないでください。
温かく遠くから見守っていただきますようにお願いします。

保護活動ではお母さん鹿を眠らせて安全に鹿苑まで保護します。
ですので、保護活動中のスタッフ、お母さん鹿に出会っても、
少し離れて見守っていただきますよう皆さまのご協力ご配慮お願いします。

鹿苑で保護されているお母さん鹿たちの様子

【奈良公園に来られる方へ鹿たちからのお願い】
○公園内で鹿の赤ちゃんを見つけたら、そっと見守ってください。
子鹿は生後2~3週間は草むら付近で隠れて過ごす習性があります。

○鹿の赤ちゃんに触らないでください。
人の匂いがついてお母さん鹿がお乳を与えなくなることがあります。

○お母さん鹿に注意してください。
お母さん鹿は母性本能が強く、人が赤ちゃん鹿に近づいたりするだけで攻撃してくることがあります。

○鹿が誤ってゴミを食べてしまいますので、ゴミは必ず持ち帰りましょう。

○奈良公園に生息する鹿は野生動物で、主にシバや木の実を食べ、
「鹿せんべい」はおやつです。
その他の食べ物を与えるとお腹を壊しますので与えないでください。

奈良公園の鹿マナー、母子鹿についての動画はこちらよりご覧ください。
https://youtu.be/pcjxqc15Qc0

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