ボランティアの方々に協力していただいて奈良公園内の清掃活動を行いました。


お盆休み期間中で奈良公園には沢山の人が来ています。
ごみも色んな所に落ちています。
今回の清掃活動では総量で6.9キロごみを回収しました。

奈良公園にはごみ箱がありません。
ごみは捨てないで持って帰りましょう。
また、レジ袋やお菓子の包みを鹿に食べられないように気を付けましょう。
鹿の生息環境を守るためにご協力お願いします。

協力:奈良県公園室・鹿サポーターズクラブ
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ボランティアの方々に協力していただいて奈良公園内の清掃活動を行いました。
お盆休み期間中で奈良公園には沢山の人が来ています。
ごみも色んな所に落ちています。
今回の清掃活動では総量で6.9キロごみを回収しました。
奈良公園にはごみ箱がありません。
ごみは捨てないで持って帰りましょう。
また、レジ袋やお菓子の包みを鹿に食べられないように気を付けましょう。
鹿の生息環境を守るためにご協力お願いします。
協力:奈良県公園室・鹿サポーターズクラブ
国の天然記念物「奈良のシカ」が暮らす奈良公園からごみを無くし、鹿の生息環境を保全し、公園内の清掃及びゴミ捨て禁止の啓発を目的として【クリーンアップならディアパーク2019】を行い、総数143名の皆様にご参加いただき、奈良公園一帯を清掃しました。
当日一般参加者48名
団体参加は95名(奈良県奈良公園室様、奈良県奈良公園事務所様、奈良市様、奈良市観光協会様、春日大社様、鹿サポーターズクラブ様、奈良のシカ共生愛あいプロジェクト様、奈良もちいどのセンター街協同組合様、エニタイムフィットネス様、奈良若者サポートステーション様、なら国際映画祭様、奈良の鹿愛護会職員)
「奈良のシカ」の生息環境保全のために広大な奈良公園を一生懸命、清掃していただきました。
清掃終了後は集まったごみの分別回収を行います。
プラスチックゴミや可燃ゴミ、ペットボトルなど色々なごみが回収されました。
クリーンアップならディアパーク2019では
53キロのゴミを奈良公園一帯から無くすことができました。
シカの胃内から見つかったごみの元となるプラスチックゴミも今回の清掃活動で31.5キロ回収することができました。
国の天然記念物「奈良のシカ」の生息環境を守る為に今後ともご協力よろしくお願いします。
クリーンアップならディアパーク2019にご参加いただいた皆様本当にありがとうございました。
「クリーンアップならディアパーク2019」いよいよ本日開催です!
奈良県庁南側の「登大路園地」で9:45~11:00まで随時参加受け付け致します!
10:00から、出発式を行います。
(スターバックスのある、県庁前バスターミナルの道路をはさんだ向かい側に、緑色の受付テントがあります。)
ただいま、スタッフが準備中……
ご参加頂ける皆様は、
・汚れても良い動きやすい服装
・歩きやすい運動靴
・熱中症対策 をよろしくお願いします。
(・軍手/トングは、お家にある場合はご持参ください。無料貸出もあります。)
鹿たちがポリ袋などのゴミを誤って食べてしまうのを防ぐ為の対策の一つとして
「クリーンアップならディアパーク2019 ~鹿の生息環境保全活動~」を実施します。
第1回目は、7月10日(水)開催予定!
鹿苑で誕生した子鹿たちが公園デビューする前に、
みんなで奈良公園を徹底的にお掃除しましょう(^_^)v
一般のご参加は、当日受け付けます。
ご協力いただける方がいらっしゃいましたらぜひお越しください。
〇受付場所
奈良県庁前広場(登大路園地)
〇受付時間
9:45~11:00(活動終了時間11:30)
※10:00より出発式を行います。
〇ゴミの回収、解散場所
一般財団法人奈良の鹿愛護会 事務所
〇募集対象
高校生以上のどなたでもご参加いただけます。
※中学生以下は大人の同伴が必要です。
〇参加方法
当日現地受付(事前申込不要)
※前日午後7時前のNHK天気予報で実施日午前中の降水確率70%以上の場合は中止します。
※天候その他の状況により、当日中止することがあります。
実施の可否など最新情報は、奈良の鹿愛護会のホームページでお知らせします。
〇持ち物
清掃用具(トング・軍手)お持ちの方はご持参ください。
※貸出も可能です。終了後必ず返却してください。
動きやすく汚れてもよい服装・運動靴でお越しください。
各自で熱中症対策をしてください。
また、関係各団体の皆様にもボランティアとしてご参加いただきます!
快く参加表明をいただきました皆様に、心より御礼申し上げます。
令和元年5月7日(火)、今年の子鹿第一号が誕生しました。
体重3,000グラムの元気な女の子です(*^_^*)
6月1日からの「子鹿公開」で皆様にお披露目になります。
会えるのを楽しみにしていてくださいね。
それまでの期間は、スタッフブログやSNSで子鹿ちゃん情報をお楽しみください。
とっても癒やされる、かわいい子鹿ちゃんの写真をたくさん載せますので更新をチェックしてくださいね。
突然ですが、これは何だと思いますか?
これは死亡したシカの胃(第一胃)からでてきたビニール袋の塊です。
重さは3.2キロもありました。
こんなにたくさんのビニール袋が第一胃に詰まっていたら、いくら食べ物をシカが食べても先へは流れていきません。このシカはガリガリに痩せていて、体重はわずか30キロ足らずでした。本来なら40キロくらいあってもおかしくない体型でした。
残念なことに奈良公園では、ゴミが捨てられているのをよく見かけます。
奈良公園にはゴミ箱がないので食べ物の入ったビニール袋を捨てていく人がいるのでしょう。食べ物のにおいがすると、シカはビニール袋を食べてしまいます。
今回のケースはおそらくそういうことが何年も重なって起きたことだと思います。
「奈良のシカ」は、野生動物でありながら、街中で暮らしているという点で、世界的に見ても非常に稀有な存在です。しかし、人と近接して暮らすことで、本来食べ物でないものを食べてしまい、健康被害に遭うこともあります。
皆さんが奈良公園に行くときは、ビニール袋は絶対に捨てないでください。
そしてゴミは持ち帰りましょう。
「奈良のシカ」がずっと元気で暮らせるようにご協力お願いします。
3月も終わりに近づいてきました。
2018年4月~2019年3月現在、鹿苑でケガや病気の治療のため保護した鹿の頭数は174頭です。これまで、そのうちの92頭を奈良公園に戻すことができました。
今日も1頭、鹿苑をあとにしました。
奈良公園に戻れなかった鹿の大半は、交通事故や病気が原因で死亡しました。
また、交通事故により脚を一本失った鹿は、一生鹿苑で保護しています。
この鹿は先週、交通事故に遭いました。一週間飲まず食わずで心配しましたが、点滴を継続したところ、今週に入って元気を取り戻しました。今日はドングリを食べにきました。近々、奈良公園に放す予定です。(獣医師)
こんにちは
日本獣医生命科学大学の宇佐見です。
今回は春日大社の二ノ鳥居~若草山~東大寺をまわってゴミ拾いを行いました。落ちているゴミは前回より少なかったように感じましたが、これは今回まわった所が前回まわった春日大社参道に比べるとお店が多い場所であり、高い頻度で清掃がされているためではないかと考えました。今回拾ったゴミは以下のようなものです。
次に前回の調査と今回の調査を合わせて落ちていたゴミの種類をまとめてみました。
食べ物の包装袋が一番多いという結果になりました。食べ物の袋には外国語表記のものも多く見られました。また、テイクアウトしたコーヒーのカップなども落ちていました。
鹿は食べ物の匂いが付いていると、食べてはいけないものであっても食べてしまうため食べ物の袋は鹿が誤食している可能性が高いと考えられます。
また、今回の2回の調査で鹿がパンフレットを食べる(あるいは食べようとしている)姿を目撃しました。このことから鹿はパンフレットのような紙類を誤食しやすいのではないかと考えました。有名な観光地でもある奈良市内ではパンフレットがいたるところに置いてあります。これらを鹿に食べられないように鞄の中にしっかり入れ、捨てていかないことを観光客の方に伝えていくことが大切だと思いました。
奈良公園の鹿は野生動物です。生きていくためには餌も水も自力で得ていかなければいけませんし、そのために必死です。落ちている物が餌だと認識すれば、例えそれが体に悪いものだとしても鹿たちは分からずに食べてしまいます。奈良公園内には鹿がゴミ箱を漁ってしまうのを防ぐためゴミ箱の設置が無く、定期的に様々な団体のボランティアの方がゴミ拾いをしてくださっていますが、原則ゴミは自分で持ち帰ることになっています。誤食による鹿の病気の発生を防ぐためにも人間側が意識し、ゴミは自分で持ち帰る、ということを訪れる方に守ってもらう必要があると感じました。
奈良市生涯学習財団様のご協力で、奈良市生涯学習財団事務局、生涯学習センター様の公用車30台に鹿の飛び出し注意ステッカーを貼り、鹿の交通事故防止を呼びかけていただきます。
奈良公園の鹿たちは、年間約130件の車との交通事故があり、そのうち約半数の鹿たちが残念ながらいのちを落としています。
奈良公園は国の天然記念物「奈良のシカ」の生息地です。
みんなでたいせつに保護しましょう。
奈良市生涯学習財団様、ご協力ありがとうございます。
はじめまして!
1月21日から実習生として奈良の鹿愛護会でお世話になっている日本獣医生命科学大学獣医学科5年生の宇佐見です。
今回私は奈良公園内に落ちているゴミについて書かせて頂くことになりました。
奈良公園内とその周辺にはたくさんの野生の鹿が生息していますが、近年、観光客の増加に伴い、公園内に人間が落としていった紙類やビニール袋などのゴミを鹿が誤って飲み込む、食べてしまうというトラブルが多く発生しています。これらのゴミを鹿が間違って食べてしまうと、胃の中で消化できず、その量が多ければ胃内にどんどんたまっていって、第一胃停滞、第一胃鼓張症、腹膜炎、ルーメンアシドーシスといった病気を発症してしまい、衰弱して最悪の場合命を落としてしまう危険もあります。このように人間の出すゴミによる悪影響は奈良公園の鹿に限らず野生動物や環境にとって大きな課題となっています。
奈良公園の鹿の生息域は広くこの問題を根本的に解決していくことはとても難しいと考えていますが、まずはこの実習期間中に公園内のゴミ拾いをしながら、どのような種類のゴミがどれくらいの量落ちているのかを調べてみたいと思います。
調査初日は愛護会のある鹿苑から春日大社までの参道(約350m)とその周辺を調べました。時間は30分程度でしたが小さい袋からパンフレットまで約20個、様々なものが落ちていました。
ゴミ拾いの最中、鹿せんべいを鹿にあげている観光客の方のガイドブックが鞄の中から少し出ていて、周りにいた鹿がガイドブックを食べようとしている現場に遭遇しました。今回はその場で鹿が食べるのをやめさせることができました。このようなアクシデントを防ぐためにも荷物はしっかり鞄の中に入れて管理をしてもらうように伝えていく必要があると感じました。