南都銀行本店の南都ショーウインドウでお母さん鹿保護や注意事項、奈良のシカが抱えるゴミ問題についての展示を4月3日から4月15日まで行っています。
奈良の鹿愛護会は、鹿と人が仲良く暮らす環境づくりのため、出産を控えたお母さん鹿を鹿苑に保護しています。保護されるお母さん鹿は、ストレスを感じることなく安全・安心な出産や子育てをしています。
- 公園内で鹿の赤ちゃんを見つけたら、そっと見守ってください。
子鹿は生後2~3週間は草むら付近で隠れて過ごす習性があります。 - 鹿の赤ちゃんに触らないで下さい。
人の匂いがついてお母さん鹿がお乳を与えなくなることがあります。 - お母さん鹿に注意してください。
お母さん鹿は母性本能が強く、人が赤ちゃん鹿に近づいたりするだけで攻撃してくることがあります。 - 鹿が誤ってゴミを食べてしまいますので、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
- 奈良公園に生息する鹿は野生動物で、主にシバや木の実を食べ、「鹿せんべい」はおやつです。
その他の食べ物を与えるとお腹を壊しますので与えないで下さい。
奈良公園ではシカのかわいらしい姿をよく目にします。
しかし、奈良のシカも野生動物です。
春は出産後のメスジカが我が子を守るため、気が荒くなっていて人に襲いかかることもあります。
鹿に接する時は十分注意して下さい。