令和6年7月25日(木)、関係団体と協働による国の天然記念物「奈良のシカ」の保護を呼びかける普及啓発を奈良公園内で行いました。
今回は、奈良警察署をはじめ行政等と連携し、来訪した外国人に対して「奈良のシカ」を大切に守るために正しい知識とルールで接することをチラシ配布などで呼びかけました。また同時に、生息環境保全のためゴミ拾いも行いました。
呼びかけ活動の様子
ゴミ拾いの様子 チラシ配布
今後も、より一層の啓発・パトロール等を強化して参ります。
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令和6年7月25日(木)、関係団体と協働による国の天然記念物「奈良のシカ」の保護を呼びかける普及啓発を奈良公園内で行いました。
今回は、奈良警察署をはじめ行政等と連携し、来訪した外国人に対して「奈良のシカ」を大切に守るために正しい知識とルールで接することをチラシ配布などで呼びかけました。また同時に、生息環境保全のためゴミ拾いも行いました。
今後も、より一層の啓発・パトロール等を強化して参ります。
This year, with the renovation of Rokuen, you can meet fawns and mother deer up close in the park.
増員補充・組織強化を図るための人材募集です。
これまでの経験やスキルを活かし、組織を支える重要な存在として活躍していただきます。
奈良の貴重な文化財でもある「奈良のシカ」を保護する、やりがいのある仕事です。鹿寄せや角きりなどの伝統行事の継承にも携わることができます。
天然記念物奈良のシカの保護業務全般(有期雇用職員)
事業課にて、天然記念物奈良のシカの保護業務全般を担当していただきます。
<主な業務内容>
雇用形態:6ヶ月更新の有期雇用職員(勤務成績等により契約更新あり、正規職員登用制度あり)
試用期間:6か月(試用期間の雇用条件の変更はありません)
労働時間:所定労働時間8時間(8:30~17:15)、休憩時間45分。
勤務地:事業所所在地と同じ
給与:155,300~186,700円/月(賞与4.6ヵ月見込。残業 月平均5時間見込)
手当:特殊勤務手当(定額支給)、時間外勤務手当、扶養手当、住宅手当、通勤手当、宿直
手当(緊急時に備える日)支給
休日等:週休2日制(土日)・祝日、年末年始休暇・年次有給休暇(6か月経過後10日付与)
・育児休業・介護休業・特別休暇(夏季4日・慶弔など)
※シフト勤務並びにイベント等運営のため土日祝のうち月2回程度勤務の場合は
振替休日となります。
その他:社会保険、雇用保険、労災保険、退職金共済有。
以下ご参照いただき、このページ下部の個人情報の取り扱いに関する通知文「個人情報の取り扱いについて」にご同意いただいたうえで、ご応募ください。
ハローワークの求人情報にも公開しております。
求人番号:29010-09653441
職種:「天然記念物奈良のシカの保護業務全般」
<郵送先>〒630-8212 奈良県奈良市春日野町160番地1
一般財団法人 奈良の鹿愛護会
応募募書類は郵送にてお送りください。
・応募用封筒表面に朱書きで「有期雇用職員応募書類在中」と明記してください。
※ご応募いただいた順に、順次選考を進め、内定が出次第終了する場合があります。
書類選考後、面接選考:対面(場所は奈良の鹿愛護会)にて実施いたします。
皆様の個人情報は、採用選考および選考結果のご連絡のためにのみ使用します。
個人情報のご提出は必須といたします。採用選考のために必要な情報のご提出がない場合、採用選考への応募をお受けできません。
皆さまには、ご提出いただいた個人情報について、利用目的の通知・開示・内容の訂正・追加または削除・利用の停止・消去及び第三者への提供の停止の請求権があります。
一般財団法人奈良の鹿愛護会個人情報保護管理者(事務局長)
本件についてのお問い合わせは下記まで。
一般財団法人 奈良の鹿愛護会 採用担当係 e-mail:info@naradeer.com
今年度、当会の鹿苑で子鹿第1号が誕生しました。
日時:令和6(2024)年5月5日(日)16時30分 発見
場所:鹿苑
性別:メス
体重:3,600g
頭胴長:56㎝
肩高:39㎝
奈良の鹿愛護会では、子鹿の保護及び人とのトラブルを防止するため、
4月上旬から妊娠している雌鹿を保護しています。
母鹿が無事出産し、穏やかになるころまで鹿苑に保護します。
鹿苑で出産した子鹿の公園デビューは7月下旬の予定です。
子鹿は、全て鹿苑内で出産するわけではなく、公園内でも子鹿が誕生します。
子鹿を見かけられた時には、野生動物の生態をご理解いただき、少し離れた
場所から温かく見守っていただきますようにご協力お願いいたします。
なお、鹿苑改修工事の都合で、現在は子鹿を見ることができません。
ご了承ください。
また、例年6月に開催しております子鹿公開(子鹿の特別公開)につきましても改修工事のため中止となります。
https://naradeer.com/event/kojika.html
子鹿第1号を含む親子鹿の公開については状況を見ながら決定し、後ほど告知させていただきます。
鹿からのお願い
○5月中旬~7月頃が鹿の赤ちゃんが誕生するシーズンです。
○奈良公園内で鹿の赤ちゃんを見つけたら、そっと見守ってください。
子鹿は生後2~3週間は草むら付近で隠れて過ごす習性があります。
○鹿の赤ちゃんには触らないでください。
人の匂いがついてお母さん鹿がお乳を与えなくなることがあります。
○お母さん鹿に注意してください。
お母さん鹿は母性本能が強く、人が赤ちゃん鹿に近づいたりするだけで攻撃してくることがあります。
○鹿が誤ってゴミを食べてしまいますので、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
○奈良公園に生息する鹿は野生動物でその他の食べ物を与えるとお腹を壊しますので与えないでください。
私たちの保護活動は皆さまからの
ご寄付や募金によって支えられています。
どうぞご支援をよろしくお願い致します。
ご寄付はこちらからお願い致します。
https://naradeer.com/donate/
奈良の鹿愛護会会員ご入会はこちらからお願い致します。
https://naradeer.com/member/
令和5年12月28日
奈良市保健所長 鈴村 滋生 様
一般財団法人奈良の鹿愛護会 会 長 大 川 靖 則
平素より、当会の奈良の鹿の保護事業にご指導を賜り厚くお礼申し上げます。
令和5年11月24日付け奈健衛第440号で頂きました指導書に対する是正対策の状況は下記のとおりです。
ご指摘頂きました鹿の管理・治療方針の策定につきましては、県・市の指導を仰ぎ、改善を図っていく所存です。
つきましては、当会へのなお一層のご指導・ご鞭撻を頂きますよう、よろしくお願いいたします。
記
1.飼養環境の改善について
1)新鮮で清潔な水を常時与えるよう対策を行うこと。
回答)
・ 現在、1日3回の点検を実施し、汚れている場合は、水栓を抜き水の全部交換をして
います。
今後は、特に鹿が給水場に直接入ってしまう暑い季節の対応等について、給水場を増
設する方向で県・市の指導を仰ぎ対応します。
2)施設内の排泄物の清掃を毎日行い、飼養環境を衛生的に保つこと。
回答)
・ 毎日、8時半から11時の間に施設内の清掃を行い、餌場周辺の糞と余った餌を撤去し
て衛生環境を整えています。午後の清掃については現在の人員では実施困難な状況です
が、今後、増員の可能性を含めて県・市の指導を仰ぎ対応します。
3)動物の排泄物と食餌が混在した状態としないこと。
回答)
・ 現在は、優位個体による食餌の独占を防ぐため、ドングリやキューブを地面に分散し
て直まきしています。
また、過去に職員が角で刺される事故が発生したことから、餌場周辺の清掃に際し、
ドングリやキューブを地面に直まきし、角ジカを引き離すことにより、職員の安全を確
保しています。
今後は、地面の排泄物の清掃後、直まきをする等の工夫を考えていますが、労力がか
かることから、県・市の指導を仰ぎながら、対応します。
2.現状で衰弱している個体の有無を把握すること。
把握した個体についての治療や飼育に関わる方針をたてること。
回答)
・ 衰弱した鹿は職員が朝の清掃・給餌の時間に異常がないか以下を目視で確認していま
す。
①群れから離れている鹿はいないか
②食欲や反芻、糞の形状などの異常がないか
③被毛、姿勢、よだれ、目やに、咳などの異常がないか
・ 現在は、重症化した個体に対して、獣医による点滴を行っていますが、野生の大型獣
に対する治療方針等がないことが課題となっています。
今後は、①②③に該当する個体については獣医師が治療を実施し、また、適切な治療
方針や給餌内容等について、県・市の指導を仰ぎながら対応したいと考えています。
3.今後、衰弱させないために以下の方針並びに計画を講じること。なお、鹿の種や反芻動物
としての特性、性差を考慮すること。
1)収容後間もない鹿の管理対策(給餌・給水・環境)
回答)
・ 現在は、スペースに余裕がある場合には、仮囲い柵の静かな広いスペースに入れて収
容後間もない鹿の管理を行っています。約3000㎡に17頭ほど収容しており(R5.12時
点)、十分な給餌・給水・環境が出来ています。
しかし、4月~7月は妊娠鹿や子鹿の収容、8月~10月は角鹿の収容で、鹿苑には現在
の2倍の600頭ほどを収容せざるを得ない状況になるので、仮囲い柵のスペースを確保
できるかどうかが課題です。今後は、県・市のご指導を仰ぎたいと考えています。
・ また、現在は収容時の鹿の診断や経過観察を十分に実施できていない状況ですので、
県・市に対して、外部獣医の巡回指導や監察派遣等の指導を仰ぎたいと存じます。
2)収容後、鹿が衰弱しないための対策(給餌・給水・環境)
回答)
・ 現在は、弱い個体については、一時収容柵に隔離し消化の早いキューブを与えると共
に日常観察を強化しています。今後、報告記録台帳を作成し、獣医師が鹿の衰弱の予防
を図ります。
3)収容後、鹿の体調不良の早期発見に努めること
回答)
現在、下記の通り牡鹿の小群分けを実施しています。
①大型の強い鹿(38頭)
②中程度の鹿(42頭)
③収容後人に慣れない鹿(17頭)
④弱い鹿(27頭)
・ 鹿の頭数が過密状態になることにより、日除け・雨除けの面積が不足し、反芻動物の
横臥が妨げられることがあるので、暑い時期における仮設の日除け等の設置を増やす方
向で、施設所有者である県と相談します。
・ 今後は、日常観察強化のための報告記録台帳を作成しますが、鹿苑の野生の鹿にどこ
までの世話や治療が必要かの指針がない状況ですので、県・市のご指導を仰ぎながら、
異常を示した個体の早期発見、隔離、治療についてのマニュアルを作成します。
4)衰弱個体を発見した際の適切な保護体制(連携、給餌、環境)
回答)
・ 現在、衰弱し、重症化した個体のみ、獣医による診断を行っているが、衰弱個体全部
についても、診断をする必要があります。野生動物に対する動物福祉の観点からどのよ
うな治療や医療的処置が必要なのか、高い知見を持った外部の獣医師からの指導・連携
が必要であると判断しています。今後、県・市のご指導を仰ぎたいと考えています。
4.以下について、関係機関と協議し、その改善に努めること。
1)寒暑風雨の待避場所を増やすこと
回答)
・ 収容頭数が過密となった場合は、待避場所が不足するので、仮設の日除け・雨除け等
の待避場所の増設を行う方向で、施設設置者の奈良県に相談し、検討します。
2)鹿の収容対策(鹿の健康および安全を保持した収容方法の検討)
回答)
・ 鹿の健康および安全の保持には、過密状態の解消が必要であるため、以下についての
指針策定を県・市にお願いいたします。
①増えすぎた鹿の問題解決のための、C地区の鹿の取り扱い等の検討
②当会が担当する鹿の健康と安全についての対策を具体的にご教示いただき、今後は行
政の査察等により業務の正当性を確保して参りたい。
11月は国の天然記念物「奈良のシカ」愛護月間です。
奈良の鹿愛護会では鹿たちの発情期にあたる11月を
「奈良のシカ愛護月間」として、鹿の生態や、
正しい接し方についての啓発活動を強化しています。
啓発活動の他、清掃による生息環境美化活動や
鹿飛び出し注意の警戒標識・鹿反射鏡の点検及び清掃等の活動を
実施いたします。
奈良公園内は国の天然記念物「奈良のシカ」の生息地です。
車を走行される時は鹿が飛び出してきても止まれるように
鹿にも人にも優しい安全運転での走行をお願いします。
秋は、鹿たちの発情期(恋の季節)です。
オス鹿は複数のメス鹿を囲い込んでハーレムをつくります。
オス鹿同士ケンカをしているときには、特に危険ですので絶対に近づかないで下さい。
角がある鹿だけでなく、すでに角が切られている鹿も危険です。
頭突きをしてくることがあります。
鹿と接する際には十分に距離取って気をつけてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
2023年10月21日(土)13時から15時に、
奈良レオクラブ様と奈良公園のクリーンアップ活動を実施しました!
清掃活動では2.3kgのゴミを奈良公園から回収しました!
奈良レオクラブ様
奈良公園の鹿たちのために活動していただきまして
本当にありがとうございました。
10月9日(月祝)、令和5年鹿の角きりの最終日が執り行われました。
鹿の角きりをご観覧いただきましてありがとうございました。
角鹿さんたち、勢子の皆様、関係者の皆様には、ご協力いただき無事行事を終了できました。
皆様方本当にありがとうございました。
記念撮影コーナーでの鹿募金は鹿の保護活動に役立てられます。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
8月16日より奈良公園内において人と鹿とのトラブル防止のため
角鹿(オス鹿)の除角を、奈良の鹿愛護会スタッフが緊急対応しました。
当会では、引き続き鹿の安全とトラブル対策に万全を期していきます。
この時期のオス鹿は気が荒く、とても注意が必要です。
角が切られていてもオス鹿は力が強く危険です。
オス鹿同士がケンカをしている場合は大変危険です。
決して近づかないようにすぐにその場を離れてください。
鹿の安全とトラブル防止のため不用意に近づいたり、触らないでください。
皆さまのご理解ご協力よろしくお願いします。
2023年7月19日(水)鹿苑で保護している母子鹿が奈良公園デビューしました。
鹿苑からお母さん鹿が出ると、その後ろに続いて子鹿ちゃんも奈良公園へ出ます。
子鹿ちゃんたちには初めて奈良公園になるのでお母さん鹿に続いてゆっくり出て行きます。
お母さん鹿の後ろについて一緒に森の中へと歩き始めます。
子鹿ちゃんたちは奈良公園へ出たばかりです。
近づいたり、追いかけたりすると驚いてしまい、
走って道路に飛び出して交通事故にあってしまうこともあります。
奈良公園内で子鹿ちゃんを見かけても、離れて遠くから優しく見守ってください。
皆さまのご協力よろしくお願い致します。
みんな、奈良公園で元気に過ごしてね。