鹿の角きりの物品「筵」をご支援いただきました!

皆様は、「筵」って知っていますか?

正解は、「むしろ」です。
本日、奈良県在住の会員の方から『筵(むしろ)』等をご支援いただきました。

筵(むしろ)

筵(むしろ)は、よく時代劇などで見かける藁(わら)を縦横に編み込んだ敷物のことです。
角きり行事には、写真のように設置され、行事中に角鹿が柵への激突などから身体を保護する目的で、期間中は角きり場柵に設置されます。

しかし、最近ではあまり見かけなくなってしまい、手に入りにくくなりました。
角きり行事で使用している筵も行事に欠かせない物のひとつで、大事に使用しています。しかし、経年劣化により徐々に傷みが進んできている状況です。

角きり行事の筵は、脇役的な存在として場内に設置されていますが、古式鹿の角きりにはなくてはならないものです。
今年、『古式 鹿の角きり』は感染症対策のため中止となりましたが、このたび会員の方から、来年の角きり行事のためにと、大切な筵5枚等をご支援いただきました。
本当にありがとうございました。


今後も愛護会は、奈良の伝統行事 『古式 鹿の角きり』を保存継承していくため、皆様には納屋などに眠っている筵がございましたら、ぜひ、事務局にお問い合わせ下さい。

よろしくお願い申し上げます。

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