9月20日まで毎週日曜日に「なつの鹿寄せ」を行っております。
時間は9:30開始で春日大社境内「飛火野」で行っております。
この日の鹿寄せは会場に角の完成した雄鹿がやってきました。
格好いい雄鹿たちですが、秋から冬にかけて発情期に入り気が荒くなるので、近づきすぎないようご注意ください。
今年は行事としての「鹿の角きり」は中止ですが、公園の雄鹿たちの除角作業は順次行っております。
次回の「なつの鹿寄せ」は8月30日です。
Just another WordPress site
9月20日まで毎週日曜日に「なつの鹿寄せ」を行っております。
時間は9:30開始で春日大社境内「飛火野」で行っております。
この日の鹿寄せは会場に角の完成した雄鹿がやってきました。
格好いい雄鹿たちですが、秋から冬にかけて発情期に入り気が荒くなるので、近づきすぎないようご注意ください。
今年は行事としての「鹿の角きり」は中止ですが、公園の雄鹿たちの除角作業は順次行っております。
次回の「なつの鹿寄せ」は8月30日です。
8月25日、奈良公園内において、人とのトラブル防止のため角鹿(オス鹿)の除角を、奈良の鹿愛護会スタッフが緊急対応で行いました。当会としては、引き続き鹿の安全とトラブル対策に万全を期していきます。
22日より、奈良公園内において、人とのトラブル防止のため角鹿(オス鹿)の除角を、奈良の鹿愛護会スタッフが緊急対応で行いました。当会としては、引き続き鹿の安全とトラブル対策に万全を期していきます。
ここ数年にわたって、奈良の鹿のプラスチックごみの誤食について調べてきました。そこで、これまでにわかったことを簡単に述べたいと思います。
まず、奈良の鹿のおよそ3頭に2頭は、胃の中にプラスチックごみが入っています。プラスチックごみの量は、数百グラム程度から3キロ以上まで様々です。
本来、鹿は草や葉などを主食とする草食動物です。それなのになぜ、レジ袋などのプラスチックを食べてしまうのでしょうか?それには、人間との関わりが大いに関係します。
奈良公園内では、鹿にしかせんべい以外の食べ物を与えることは禁止されていますが、おかしやパンなどの人の食べ物を与える人が、残念ながらいます。こういった食べ物を鹿に与えると、鹿は本来自分たちの食べ物ではない人の食べ物をえさと認識するようになります。そして、鹿はお菓子やパンの入ったレジ袋ごと食べるようになり、さらにはお菓子やパンの匂いがついたレジ袋さえも食べるようになります。
では、プラスチックごみは一体鹿の健康にどのような影響を与えるのでしょうか?これはゴミの量によります。例えば、数枚のレジ袋が胃の中に入っているだけであれば、それによって鹿の健康状態がすぐに悪くなることはそれほどありません。
しかし、ごみの量が数キロ以上だとどうでしょうか?その場合は、鹿の命を脅かすことにつながります。
私たちのところで保護した鹿の中で、プラスチックごみが直接の死因と推定される鹿の胃の中には、2.6キロ以上のプラスチックゴミの塊が入っていました。これだけ多くの異物が胃の中を占拠していれば、当然草などの本来の食べ物が入る隙間はありません。こういう鹿は、えさを食べることもできなくなり、ガリガリにやせ細って死んでいきます。
ところが、プラスチックごみは、さらに悪さをすることがわかってきました。今年に入って見つかった事例では、プラスチックごみが胃の中でつまったことで、急に胃内にガスが大量発生し、それが肺を圧迫して息が止まってしまった雄鹿がいました。見たところ、それほどやせてはいなかったので、急に具合が悪くなり、そのまま亡くなったのでしょう。その鹿の胃には、3.2キロのビニールが詰まっていて、胃の出口をふさいでいました。
また、今年交通事故で保護された若い雄鹿は、左後ろ肢を骨折していました。鹿が交通事故で骨折することはよくあります。骨折の程度にもよりますが、この鹿の骨折の場合はそれほどひどい状態ではなかったので、適切に治療すれば骨折はいずれ治るだろうと考えていました。ところが、事故の数日後に死んでしまったのです。
単純な骨折が理由で死ぬのは、どうもおかしいと感じたため、解剖を行いました。すると胃の中から3.6キロものプラスチックごみが見つかったのです。この鹿の場合、交通事故に遭うまでは、これだけの量のプラスチックごみが体内にあっても、なんとか生きてこられたのでしょうが、交通事故による骨折という悪い要因が重なって一気に全身状態が悪化しそのまま死亡してしまったと思います。
プラスチックごみも交通事故も人間が引き起こしたことです。こういう不幸な鹿が後を絶たないことについて、私たちは真剣に向き合っていかなければならないと思います。まずは、人の食べ物を鹿に与えないこと、そして奈良公園にごみを捨てないことです。私たち一人ひとりが気を付けることによって、鹿が安心して暮らせる奈良公園にしていきましょう。
この日の作業は除草とトマトの脇芽かきと収穫、ゴーヤの収穫でした。
暑い中ですが鹿サポータズクラブの皆様にもご協力いただきました。
真っ赤なトマトが収穫できました。「桃太郎」という品種です。
ゴーヤは植えてないのですが、去年落ちた種から自然と生えてきました。
丈夫な野菜ですが、晴れが続くと萎れやすいようです。
種から育てたツルムラサキですが、名前の通りにツルが紫の株とツルが緑の株があります。
あまりにも雨が降らないのでたまに水をやっています。
早く雨が降って欲しいですね。
9月20日まで毎週日曜日に「なつの鹿寄せ」を行っております。
時間は9:30開始で春日大社境内「飛火野」で行っております。
7月19日(日)
8月2日(日)
8月9日(日)
8月16日(日)
誠に残念ではございますが、令和2年10月に開催を予定しておりました
「鹿の角きり」は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため中止させて
いただきます。伝統行事へのご来場を予定されていた皆様には大変ご
迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し
上げます。
なお、奈良公園の鹿の安全対策として、オス鹿の除角(角きり)は実施します。
【中止行事】
伝統行事≪古式 鹿の角きり≫
日時:令和2年10月10日(土)・11日(日)
場所:鹿苑 角きり場(春日大社境内)
鹿を保護する活動を支えるために、
ぜひ「奈良の鹿愛護会」にご入会くださいますようお願い致します。
ご入会のお申込みはこちら
保護されている鹿に、美味しい牧草を届けるための
牧草協賛金のご寄付はこちら
JR奈良駅前の、【天然温泉スーパーホテルLohasJR奈良駅】様では、
奈良公園の鹿たちを守る寄付つき宿泊プラン「奈良県しか応援プラン」を企画販売されています。
この度、第一回目の7月分として30,500円の寄付金と、フロントに設置していただいている募金箱をお持ちいただきました。
奈良に泊まって鹿を応援できるこのプランには予想以上に多くの反響があるそうで、
それだけ「奈良といえば、鹿!」、鹿たちに会えるのを楽しみに奈良にお越しくださっているのだなと嬉しく思います。
今後もこのプランを続けていただけるそうですので、奈良にお泊まりの際にはぜひご利用ください。
スーパーホテルLohasJR奈良駅の皆様、
宿泊いただきご寄付にご協力いただいた皆様に心より御礼を申し上げます。
奈良公園内に捨てられたゴミから「奈良のシカ」たちを守るため
少しでも奈良公園内からゴミを減らそうと清掃活動等に取り組んでいただいてる
奈良公園ゴミゼロプロジェクト実行委員会様より
クラウドファンディングでの返礼品に係るご寄付をいただきました。
いただいたご寄付は「奈良のシカ」保護に活用させていただきます。
奈良公園ゴミゼロプロジェクト実行委員会の皆さま
本当にありがとうございました。
奈良公園ゴミゼロプロジェクト実行委員会様については
>>>こちらの公式サイトをご覧下さい。
一般財団法人奈良の鹿愛護会では、職員一同、感染予防対策に取り組んでいます。
そこで、奈良安心観光ステッカー協議会が感染症予防対策への取り組みを広く告知し、
「安心安全な奈良観光」を実現することを目的とした「SAFE TRIP NARAキャ
ンペーン」に参加しました。
従業員に対する感染予防対策や来訪者に対する感染症予防対策、施設における
感染症予防対策など、これからも感染症予防対策に取り組んでいきます。