奈良のシカの胃の中から見つかったプラスチックごみ

交通事故で死んだと推定される雌鹿の第一胃の中から大量のプラスチックごみが見つかりました。重さは2.9キロ。この雌鹿は東大寺の境内にいた鹿で、死亡時に妊娠していました。

東大寺の境内は観光客がたくさんいる場所なので、鹿せんべいだけではなく、人が捨てたプラスチックごみも食べてしまったのでしょう。人の食べ物のにおいがついたプラスチック類を鹿は食べ物と間違えて食べてしまいます。

今回の直接の死因は交通事故ですが、これだけ多くのプラスチックごみがおなかの中にあれば、いずれ健康被害が出てきたと思われます。

奈良公園を訪れる方は、鹿との交通事故に注意するようにやさしい運転をこころがけてください。奈良のシカがプラスチックごみを誤食しないように人の食べ物は与えないでください。ごみはお持ち帰りをお願いいたします。奈良のシカを守るためにご協力、お願いします。

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