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鹿の角きり
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鹿の角きり  

2008年の「鹿の角きり」行事

●日時 10月11日(土)・ 12日(日)13日(月祝)  

      12: 00〜15:00 (入場14:30まで)

         (開場11:30〜安全祈願祭執行後、角きり行事開始)
 
   雨天の場合、中止することがあります。

   雨天時の行事開催状況については、ホームページでご確認ください。

   なお、本年度は中止した場合の順延予備日は設けておりません。

      

●料金

 一般

 大人(中学生以上)  1000円
 小人(4才以上)    300円

 団体(20名以上)

 大人(中学生以上)  800円
 小人(4才以上)  250円

●場所

 奈良公園内 鹿苑角きり場(ろくえんつのきりじょう)

 JR・近鉄奈良駅下車、奈良交通市内循環バス 春日大社表参道下車、春日大社参道東へ徒歩7分

 駐車場無し、公共交通機関をご利用下さい。
 

◆ 角きり行事開催時間(予定)

角きり行事は、下記の時間帯で執り行います。
行事の1回の所要時間は、およそ30分前後で、目安の時間帯を表示しています。
なお、状況によっては、時間帯が前後しますので、ご了承下さい。

また、場内は完全入れ替え制ではありません。
(場内は立ち見席です。1回の入場数は、約500名)

 11:30

 開場(入場券販売開始)

 12:00

 安全祈願祭執行

 12:15ごろ

 安全祈願祭終了

第1回目 

 12:20ごろ〜

 雄鹿を角きり場に追い込み

 12:30ごろ〜

 角きり行事開始

 13:00ごろ

 終了

        以降、約30分間隔で行事進行
 14:30

 入場券販売終了

 

 14:35ごろ

  雄鹿を角きり場に追い込み

 14:40ごろ〜

  角きり行事開始

 15:00ごろ

  終了

 

【鹿の角きりの歴史】

 古都奈良の秋を彩る鹿の角きりは、角鹿が町民に危害を与えたり、互いに突き合って死傷したりすることが多かったため、寛文11年(1671年)に、当時鹿の管理者であった興福寺が、奈良奉行の立合いのもとではじめたと伝えられています。

 当時は、町民が家の格子(鹿格子または奈良格子とよばれる)ごしなどから鑑賞できるほど、町の所々で行われていましたが、昭和3年に、今の角きり場を設け、年中行事として開催されるようになりました。明治・昭和の戦乱期に一時中断されることもありましたが、 現在まで継承されている伝統行事です。
雄鹿にとって大切なシンボルである角を切ることはとても残念なことですが、奈良の人々と鹿の共生の中で生まれた、古都奈良ならではの伝統行事です。

【鹿の角】

 奈良公園に生息する鹿はニホンジカで、角は雄だけにみられます。春ごろ、短い毛が密集している表皮につつまれた柔らかい袋角とよばれる角がはえだします。表皮の下には血管が網の目のようにとおっており、けがをすると出血するので、 鹿は袋角を傷つけないように用心深く行動します。
 そして、袋角は、夏ごろまで、急速に枝を増やしながらのびていきます。

  やがて根本から、カルシウムなどが沈殿しはじめ、血流が止まると、全体が骨化、表皮が乾いてはげおち、硬い角があらわれます。このころになると互いに角を突き合わせ、激しく闘争します。
 年が明けた早春のころ、根本から落角し、次の新しい袋角が成長しはじめます。このようにして、角は毎年はえかわります。

  角の枝の本数は年齢により変わりますが、最多で3又4先(枝が4本)で、角全体の大きさは、壮年期(8歳から12歳ごろ)に最も大きくなります。

【解説】

 はちまきに、はっぴ姿の勢子(せこ)たちが、角鹿を3〜4頭を角きり場に追い込み、「十字」(割竹を組み、縄を巻き付けた捕獲具)や、「だんぴ」(竹を輪に組み、縄を編んだ捕獲具)などを使って、荒々しく走りまわる 鹿の角に縄をかけ、これをたぐりよせ、あばれる鹿を捕りおさえます。烏帽子、直垂姿の神官が、鹿の気を静めるため水を含ませ、のこぎりで角を切り、神前に供えます。 このようにして次々に鹿は捕らえられ、角が切られていきます。

  

【解説(当日放送内容)】

 古都奈良の秋を彩る勇壮な「鹿の角きり」は、江戸時代初期 寛文11年(1,671年)より、今日までおよそ330年あまりにわたり、受け継がれている伝統行事です。
 発情期をむかえた雄鹿の角により、町民が危害を受けたり、鹿がお互いに突き合って死傷することを防ぐため、当時鹿の管理者であった「興福寺」が、奈良奉行の要請を受け、「鹿の角きり」を始めたと伝えられています。
 明治時代のはじめごろまでは、町の所々で「角きり」が行われ、町民は店先、人家の格子の中や屋根の上から見物していたようです。
 奈良町の杉の丸太で造られた太くて丈夫な格子は、ここから『鹿格子』または『奈良格子』とよばれています。
 また、明治時代の中頃には、春日大社の参道の所々で角きりが行われていましたが、昭和3年に、この観覧場を設け、年中行事として行われるようになり、今日まで受け継がれています。  

  では、これから行われる「角きり」について、ご説明します。
  豆絞りのはちまきに、背中にさがり藤の紋を染め抜いた「はっぴ」姿の『勢子』とよばれる人たちが、赤い旗をつけた竹竿を持ち、数頭の立派な角を持つ雄鹿を、角きり場に追い込み ます。

 角きり場では、勢子たちが柵沿いに一列になり、その内側に鹿を一頭づつ走らせ、「十字」や「だんぴ」とよばれる捕獲道具を使って、荒々しく走りまわる鹿の角めがけて『なわ』をかけます。
 

  かかった『なわ』をたぐりよせ、暴れる鹿と格闘しながら勢子たちは数人がかりで捕りおさえます。

  この「十字」とよばれる捕獲道具は、割竹を十字に組み、その端に『なわ』を巻き付けてあります。走ってくる雄鹿の角をめがけて、「十字」をたたきつけると、『なわ』が角に掛かる仕組みになっています。 

        十字

            

  また、「だんぴ」とよばれる捕獲道具は、竹を輪に組み、『なわ』を編みこんだもので、「十字」と同じように、走ってくる雄鹿の角に掛けて捕獲するものです。

だんぴ

 鹿が、勢子たちに取り押さえられると、烏帽子、直垂姿の神官が登場し、興奮した鹿の気を静めるため、鹿の口に水を含ませたあと、のこぎりで慎重に角を切り神前に供えられ ます。
 このようにして次々に鹿は捕らえられ、角が切られていきます。

 角を切られた鹿は、奈良公園に戻されます。

 本来、雄鹿にとって、大切に伸ばした角を切られてしまうことは、たいへん迷惑なことですが、「角きり」は、奈良の町の人々と 鹿とがうまく共生・共存するための最善の方法として、今日まで受け継がれてきました。

協賛 
後援 社団法人 奈良県観光連盟
      社団法人 奈良市観光協会
 

詳細情報に関する連絡先 :

財団法人 奈良の鹿愛護会
奈良県奈良市春日野町160
電話番号 : 0742-22-2388
FAX : 0742-25-0166
電子メール : info@naradeer.com


 

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Copyright (C) 2002 財団法人 奈良の鹿愛護会
最終更新日 : 2008/06/19